※今回の記事は私の友人が書いています。少々論文チックな文面になってはいますが、内容としては素晴らしい作品ですので、是非最後までご覧ください。
〜はじめに〜
どうも。このサイトの主の友人です。この度はこの記事を担当させていただきます。よろしくお願いします。この記事を読んでいるということは、これから受験をするもしくはもう受験勉強を始めている方でしょう。もう勉強を始めている方はすでに痛感していると思いますが、受験には才能の壁というものがあります。受験に限らず何かで上を目指そうとすると必ずと言っていいほどぶち当たるこの壁。この記事では受験という限られた範囲ではありますが、この壁の乗り越え方、いかに凡人が受験の中で立ち向かっていくのかを凡人である私が独断と偏見でお伝えします。かつての私と同じようにあなたも挑戦してみませんか?では、これから話に移っていきます。![]()

みなさんの周りに才能がある人はいるでしょうか?受験の才能には記憶力、発想力、理解力、頭の回転の速さなどがあります。私たち凡人はこれまで幾度とこれらの才能を持つ人たちに現実を突きつけられてきました。皆さんも経験あると思います。自分がたくさん勉強しても解けなかった数学の問題をついさっき勉強をし始めた人がサラッと解いてしまったり、才能のある人と同じ勉強をしたけど自分はダメだった…。そんな人がきっと過去に大勢いたでしょう。
ですが時代は変わりました。YouTubeやスタディサプリなどの情報配信サイトの登場によって、勉強のプロたちのアドバイスをいつでもどこでも、そして誰でも受け取れるようになったのです。これによって先ほど挙げられていた才能と言われるものの差は小さくなりました。なぜなら記憶力は科学的に証明された暗記法が公開され、理解力はプロの講師がわかりやすく解説して補ってくれるからです。
ただ発想力や頭の回転の速さなどの差は、あまり改善されませんでした。それは本人の問題だからです。頭の回転の速さは言うまでもないと思います。わかりやすい情報を聞いても、それをすぐ素早くこなすことはできませんよね?ただこの点に関しては、たくさん問題を解いて慣れがでできたり、いわゆる難関大学と呼ばれる大学でも十分に試験時間が設けられているのでそこまで問題にはならないと思います。
では発想力はどうなのか?おそらく多くの方が、発想力なんて生まれ持ったIQで決まるんでしょ?と思っているのではないでしょうか?落ち着いてください。ここは原点に立ち返りましょう。私たちは今、合格をもぎ取ろうとしているんです。課題となるのは、受験での発想力。受験での発想力というのは、明確に与えられた知識の範囲内で、合格に必要な分の問題の解き方を思いつける能力のことです。つまり科学者や小説家や研究者とは違い、試験範囲という限界のある発想力を求められています。限界があるということは、自分の部屋を掃除するのと同じように、(試験範囲に関する)訓練や自分の考え方の整理や見つめ直しをやり尽くすことができます。なのでここまで読ん下さった方には伝わることを祈りますが、受験での発想力というのはきちんと向き合えば最高のクオリティ(発想力の限界)まで伸ばすことができるんです。

先ほど受験での発想力は限界があり向上させられるもので、そしてそれは自分の考え方を見つめ直すことで向上させることができるとお伝えしました。しかしこの自分の考え方を見つめ直すこと、これが非常に厄介です。大きな理由は自分で気付いていくしかないことと受験にはタイムリミットがあることです。タイムリミットがあると、勉強できることもある程度絞らなくてはなりません。そのような条件下では私の経験上、発想力のクオリティは次の図のように成長していきます。

注目してほしいのはどの時期に何をどのような意識で勉強するのかの選択(簡単な例:Aさんは学校の授業の後に、ある程度のパターンを知るために参考書で勉強して、受験が近づいたら過去問を解き始めた。それに対してBさんは学校の授業が終わって、必要なことは全て習ったと思い、残りの期間を全て過去問演習にあてた)によって最終的な発想力のクオリティが決まっているということ、そしてどの選択を取って勉強しても最終的にクオリティは上がりづらくなっていることです。才能のある人に限れば、彼らは1つのことから多くを学べるので、どの勉強法を選んでもやればやるだけ成長することができます。ですが私たち凡人は選択を間違えると後半、いくら勉強しても伸びないということが起こります。
なので覚悟しておいてください。選択は積み重ねで、もし直前期に選択を間違えたことに気づいたとしてももう修正する時間はなく、諦めてその状態で受験するしかないことを。それ修正するなら初めに戻って選択をやり直すぐらいの時間がかかります。修正する時間がないというのはこういうことです。だから、みなさん。せめて悔いの残らないよう一瞬一瞬を噛み締めながら思考力の限界に迫ろうとしてください。![]()

といっても何をどうすればいいのかわからない方が大半だと思います。これから具体的な説明に入っていきます…と言いたいところですが、私もここまで回り道を繰り返してようやくこの記事が書けるまでに至りました。自分なりに発想力の限界にできるかぎり迫ったつもりではいますが、これが果たして万人にベストなものなのか自信が持てるまでには至らなかったので、そこに至るまでに意識したことのみを伝えたいと思います。
私が思うにポイントは「この勉強は合格するための脳の状態に到達するために必要か」だと思います。この基準のもと、自分に常に自問自答しながら無駄なこと、必要なことを選び分けながら積み上げていってください。その際、注意してほしいのは「自分の考え方と向き合いながら」という点です。脳の状態を合格者に近づけようとしているので、予備校や周りのすすめで今の時期はこの参考書をやるべきなどと言われても、あくまで基準は自分の今の脳の状態にし、そこを基準に必要なものを選ぶべきです。少し抽象的なので、私はどうだったのかについて書いていきます。
・ある時期の予備校の授業
→自分があるとき物理で伸び悩んだ時に一度基本を固め直そうとして、お勧めされた授業を確認しました。するとその授業は言葉の意味を正確に伝える授業ではなく、正確でないけど例えを使ってわかりやすく教えてくれる授業だったため、合格するための脳の状態とはかけ離れていくと判断できた。だからその授業は1度だけしか受けないで、その続きは受けなかった…。
・ルービックキューブの解き方を考えること
→問題解決という点で共通しているので、ルービックキューブの解き方を休み時間に考えてみたりした。受験勉強ばかり考えていると、どうしても柔軟な発想力をつけようとしているのに、変に問題をパターン化してそれを暗記するみたいな勉強になってしまいがちになる。簡単な例を出すと「問題は分割せよ」や「逆算思考が大事」みたいなことは、パターン化をしようとしているとついおざなりになってしまう頭の使い方です。
・参考書選びについて
→自分が受ける大学の数学の過去問を確認したところ、この参考書を自分の中で腑に落とせたら合格水準には達しそうと思った。だから残された時間をこの参考書に向き合うことに絞って、この選択のもとたどり着く発想力の状態で受験に挑もうと覚悟を決めた。(多くの人はその参考書の解法のパターンを分類しようとする。)
着目してほしいのは、必要と判定した方です。先ほどのポイントを満たしていればいいので、極端なことを言えばルービックキューブのように勉強以外のことから学んでもいいんです。(賛否両論あるでしょうが少なくとも私はそう思います。)
あと一つパターン化についてもコメントしておきます。凡人がよく考えがちな理想論として有名な参考書を全てパターン化すれば発想力をつけられるというものです。もちろんある程度の発想力は手に入れられるし、有効な勉強法の一つではあるのですが、現実はそんなに甘くないです。まず難関大学になるほど変化球の問題を多く出すので、受かるためのパターン化をするためにはその変化球を含めてパターン化をしないといけないため、限られた時間しかない受験生には出来ません。そして仮にできたとしても頭の使い方として不自然なパターン分けは、理解の伴わないパターン分けになったり、不自然であるゆえに忘れやすく、複雑な問題になると頭の中がぐちゃぐちゃになって、試験時間内では上手く問題に適応させられなくなることが多いです。

どんなに自分のコンディションが整っていなくても、受験日というものは来てしまいます。今まで積み上げてきたものを全力でぶつけましょうと言いたいところですが、最後は私らしく締めくくりたいと思います。ここまで私は合格する人の脳に近づけることを強調してきました。そこには、今まで自分なりに作ったパターンや大事なことがあると思います。そこに私なりのエッセンスを加えます。これを加えることで本当の意味で柔軟な思考に近づきます。そのエッセンスとは、今まで自分が積み上げたことを疑うことです。
コンディションはやはり現実問題完全には整わないことの方が多いです。そうすると合格まであと一問のところで自分の発想力の外のことを問うてくる問題にぶち当たります。そんな時に自分の積み上げてきたものを試験中に疑ってみてください。自分の発想力の外にあることは、自分の発想力を疑うことで見えてきます。今まではこれが大事だと思っていたけど、今回はこれよりもあちらの方が大事なんじゃないか?のように疑ってみてください。ひょっとしたら答えが見えてくるかもしれません。
もちろん、これはその試験時間中に思いつくのかという再現性のない脳の状態と言えるので、できる限り自分の脳の状態を整えた後の最後の一つのエッセンスぐらいに考えてください。![]()
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。ここに書いたのは発想力の限界のほんの一部、スタートラインに過ぎません。追求しようとすると何度も自分には才能があるのかな?と考えてしまうぐらい、発想力を向上させることは複雑なことです。実際、この記事も、私の頭にある発想力に関することをできる限り正確なニュアンスで綴ろうとしたたため、齟齬を多少含むものになってしまいました。しかしその葛藤も含めて努力なんだと思って必死に食らいついてみてください。皆さんの中から夢を掴み取る人が現れるのを心から祈っています。それでは。


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